企業理念
創業理念

社名の「貫光(かんこう)」には、創業者・佐伯宗義の強い信念と地域発展への強い思いが込められており、当社の企業理念として受け継がれています。
「貫」とは時間を意味し、時間を貫き、距離の壁を越えること
「光」とは空間 (宇宙や大自然)を意味し、空間を貫き、地域の未来を切り拓くこと
このような意味を重ね合わせ、社名に託しました。
日本列島の中央には、3,000m級の峰々が連なる立山連峰があり、長い間、日本海側と太平洋側との交流を妨げてきました。関東・東海・関西との往来に時間と距離の壁があることで、交通や経済活動にも差が生まれ、地域の発展に大きな隔たりが生じていました。
佐伯は、この立山連峰の障壁をトンネルで貫くことで、富山県と長野県を結び、日本海側と太平洋側の偏差を正し、地方自治の振興に貢献したいと考えていました。
一方で、世界に誇る立山黒部一帯の大自然や古くから続く山岳信仰の歴史を守り伝え、「立山自然麗嶽殿」と称して広く世に紹介し、国民の創造力を育む場にしていきたいとも考えていました。
自然を損なうことなく、3,000m級の山々を貫き、富山県と長野県、さらには北陸と関東を結ぶという「立山黒部アルペンルート」建設計画は、当時、誰もが実現は難しいと考えられていましたが、数々の困難を乗り越え、完成に至りました。
(題字「貫光」:創業者 佐伯宗義書)
社訓
制定:昭和 58年 1月 1日
一、「貫光」の使命に徹しよう。
一、創造性を発揮しよう。
一、立山黒部の自然を守ろう。
一、創造性を発揮しよう。
一、立山黒部の自然を守ろう。
会社の使命
自然保護と環境保全
立山の大自然を永遠に守り伝えるために
当社の経営基盤である立山黒部一帯は、自然公園法による中部山岳国立公園の特別保護地区および特別地域に含まれます。立山黒部アルペンルートの建設にあたっては、自然景観を損なわないよう、また自然に与える影響を最小限に抑えるよう細心の配慮のもと進められました。当社では、昭和46年の全線開業以降も、一貫して立山の自然保護と環境保全を創業の理念として掲げ、立山の大自然を永遠に守り伝えるための取り組みを続けています。
運輸機関の環境負荷低減
立山トンネルでは、平成8年4月、従来のディーゼルバスからトロリーバスへ、令和7年4月には電気バスに転換しました。立山高原バス路線では、平成10年7月より低公害バスの導入を順次進めています。立山特有の急勾配や厳寒期の気象状況に対応できるよう開発された高出力型ハイブリッドバス(ディーゼルエンジンと電気モーターの併用)の導入から始まり、平成27年4月からは、立山有料道路排出ガス規制条例に適合した環境に優しいクリーンディーゼルバスを導入しています。
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美化清掃活動
自然保護とその啓蒙普及を目的として、当社と関西電力㈱を発起人とした立山環境保全協会が昭和49年発足しました(昭和51年、黒部地区の加入により「立山黒部環境保全協会」と改称)。当協会では、美化清掃大会の実施やゴミ持ち帰り運動の推進等、積極的な活動を展開し、ゴミの無い美しい山岳観光地として好評を博するようになりました。また、当社でも社内制度として「立山黒部環境保全推進運動」を設け、全役職員による同様の事業を実施しています。
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緑化の推進・外来植物の除去
当社では、立山黒部アルペンルート建設時の工事跡地の復元・緑化を目的として、昭和41年12月、学識経験者等で構成する「立山ルート緑化研究委員会」を設置しました。同委員会による指導・提言により、施設周辺の緑化修景等を積極的に行い、研究活動の結果をこれまで4冊の「立山ルート緑化研究報告書」としてまとめ刊行しています。
また、近年問題となっている外来植物の侵入に対し、立山の貴重な生態系を守るため、種子除去マットの設置や除去活動を定期的に行っています。
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ゴミ減量・処理対策
当社では、ゴミの減量のために、食材の一次加工、残飯の処理および昼食用弁当容器の洗浄を平地の舟橋事業所にて行っています。また、黒部平駅(平成19年)では生ゴミ乾燥処理施設を導入し、冬期間の生ゴミを中間処理しています。一方、立山黒部環境保全協会立山支部では、平成6年より、周辺施設で発生するゴミを平地へ運搬し、公共施設にて処理しています。
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自然保護の啓蒙
平成18年より、富山県からの指定を受け、立山貫光ターミナル㈱が、室堂ターミナルに隣接する立山自然保護センターの指定管理者となっています。当センターでは、来訪者の自然保護意識を醸成するため、雷鳥や高山植物等、立山の貴重な動植物に関する展示・解説や、フィールド情報の提供、また自然解説員による自然観察ツアー等を行っています。
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安全確保と保守管理
訪れるすべての人々に安全・快適を提供するために
立山黒部アルペンルートは、国内外から多くのお客様にお越しいただいています。当社では、自然環境への配慮と安全確保を最優先に、設備の更新や運行管理を進めるとともに、火災や運行障害などの事態にも迅速に対応できる体制を整えています。
安全・快適な運行管理
立山ケーブルカーの客車更新(平成15年)、立山ロープウェイの搬器更新(平成24年)、立山高原バスにハイブリッドバス(~平成26年)・クリーンディーゼル車を順次導入(平成27年~)、黒部平駅の可動式ホーム柵設置(平成29年)、黒部ケーブルカーの原動装置更新(令和4年) 、立山トンネル電気バス導入(令和7年)など、自然保護・環境保全に配慮するとともに、旅客の安全性・快適性の向上に努めています。また、安心してご乗車いただけるよう、安全・快適な運行を目指し、日々取り組んでいます。
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保守点検の励行
法令に基づく定期点検のほか、各部品の整備・交換を計画的に実施し、ロープウェイ・ケーブルカーのワイヤーロープについても定期的に交換しています。
また、冬期間の営業休止中も、継続して整備・点検を実施しています。
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万全な緊急対策
運輸研修会や技術研修会をはじめ、危険予知訓練や救急救命講座、資格取得の支援など、さまざまな教育・訓練を実施しています。
さらに、火災や運行障害などの緊急事態を想定した救助訓練も定期的に行い、万が一の際にも迅速に対応できるよう体制づくりに努めています。
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地域振興と国際観光
地域経済の発展と振興のために
立山黒部アルペンルートには、標高3,000m級の急峻な山岳地帯の大自然、立山信仰の歴史と文化、電源開発、砂防事業など多くの観光資源が溢れており、北陸新幹線や北陸及び東海北陸自動車道などを利用した広域周遊観光の誘致活動、多言語に対応したホームページ・SNSによる立山黒部一帯の魅力、イベント情報の発信などを、官民連携し行っています。
これにより、国内はもとより、世界各国から多くのお客様が訪れており、地域振興と国際観光の発展に寄与するよう努めています。

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