室堂平の紅葉状況@     下へイクほど新しくなります。
ゆっくりですが、室堂平〜天狗平間の草紅葉はもう始まっています。イワイチョウの葉も鮮やかな赤色に変化し始めており、その中でも鮮やかなものを撮影してきました。また、逆行の光と風にゆれるチングルマの毛が美しく、可憐な白い花とは、違った魅力があります。
潰すと湿布の匂いがするシラタマノキや、クロマメノキ(ブルーベリー)など、沢山の実がなっており、散策するのが楽しみになります。しかし中には、毒をもつ実もあり、迂闊に食すと大変なことになるものもあります。代表的なのがオオヒョウタンボクの赤い実です。名前のとおり赤い2つの実が一部繋がっており、ヒョウタンのような形になることから名がつけられました。タンボ平や水平道など、手の届く場所に自生しているため注意してください。別名「嫁殺し」といわれています。何でも口に入れないようにしましょう。
9/16の状況です。イワイチョウの黄色。イワオトギリの橙色が目立ちます。
室堂平の紅葉状況A
9/23、立山では初雪が降りました。数日前までの暑さとは打って変わって、最低気温4.3℃となり、急激な冷え込みとなりました。積もったと思えばすぐに溶けてしまいましたが、朝夕の寒暖差が10℃以上となり、色付きも加速していくことでしょう。室堂は草紅葉ですが、天狗平より標高の低い場所では、本格的な紅葉はまだまだのようです。但し、日々変化していくため、コマ目にチェックしてください。
9/23〜24の状況です。一夜明けて快晴となりました。
室堂平の紅葉状況B    
寒い日が続いており、日々色付きが進んでいます。
地獄谷、雷鳥沢が少し色付き、少しずつですが赤やオレンジが目立ち始めました。
最低気温は4.9℃と低く、歩いているとそうでもないのですが、立ち止まると寒く、これからのトレッキングには、手袋が必要かもしれません。
3連休中に室堂平のホテルや山小屋に宿泊のお客様が、朝から順次下山バスで帰っていかれました。
9/25の状況です。
 
   
 
室堂平の紅葉状況C    
雷鳥沢〜地獄谷〜天狗平の水平道の散策をおススメします。UP、DOWNもあまりない、初級者向けの登山道です。現在の水平道からは、チングルマやナナカマドの紅葉といっしょに、剱岳の雄姿も楽しめます。見ごろを迎えるには、もう少しかかりそうですが、十分満喫できると思います。ピークまであと1週間ほどではないかと思います。外れたらスミマセン。弥陀ヶ原高原は2割程の紅葉ですが、特に追分付近の赤が目立ちます。
雲海の白とアオモリトドマツの緑、ナナカマドの赤やダケカンバの黄色など、紅葉の時期ならではのコントラストを見に来てください。
9/27の状況です。
 
   
室堂平の紅葉状況D    
室堂の草紅葉もピークを過ぎ、天狗平方面へ色合いが移動しつつあります。
室堂〜天狗平間でイチオシの場所は、春には雪の大谷が見られる区間で、大谷と呼ばれているところです。この上部斜面の色合いがとてもきれいです。天狗平でも、色付き始めたナナカマドの向こうに剱岳が見えたり、日々深まる紅葉を楽しみに撮影しています。
9/29の状況です。
   
 
室堂平の紅葉状況E    
9/24の夕暮れから10/5朝の大観峰の紅葉まで、撮影できる限りの画像を掲載しました。
一度初雪が降って約10日後に初冠雪を記録しました。室堂平では積雪が5cmとなり、室堂の紅葉は終了となりました。雪がかぶると紅葉していた葉の色はくすんでしまうため、10/3に降った雪はとけましたが、鮮やかな色はなくなってしまいました。最低気温は-2.2℃となり、とても寒い日が続いています。
では、アルペンルートの紅葉は今どうなっているのか?標高順に写真を掲載しましたが、天狗平からは、青い空と雪化粧の立山連邦、赤いナナカマドの対比が楽しめます。また、弥陀ヶ原ホテルの周りや、七曲り、弘法付近も鮮やかに紅葉が進んでおり、美しい景観を堪能していただけます。赤や橙、黄色に色付く木々の向こうに、白銀に輝く3000m級の山々が映え、まるでスイスにでも訪れたかのような気持ちになれます。個人的には、今の時期が一番すきな季節です。全ての穢れを祓い、汚れた心を白く染め直してくれるような、この雄大な景色こそ、山岳信仰の原点なのかもしれません。
9/29〜10/4の状況です。
 
室堂平の紅葉状況F
本日は、大観峰〜黒部平の紅葉を掲載しました。
今が見ごろこ言ってもいい色合いです。大観峰から見下ろす黒部ダムの湖面はグリーンに輝き、手前に広がる樹林帯「タンボ平」は赤やオレンジに染まっています。
ロープウェイの中から見る景色も素晴らしく、お客様の歓声が上がります。
三連休に合わせたかのような紅葉となっており、雪の影響を感じさせない色付きです。
標高1800m〜1600mが紅葉ラインで、どんどん低い方へ色付きが移動しています。まだまだ間に合います。紅葉を見にお越しください。
10/9の大観峰からの俯瞰と黒部平庭園から見上げた裏立山の様子です。
室堂平の紅葉状況G
昨日は立山ロープウェイの眼下に広がる樹林帯、「タンボ平」の紅葉を掲載しましたが、今日は、もう一つの見どころである「弘法」と「大観台」をご紹介します。
弘法から眺める景色は、大日連山と弥陀ヶ原高原の紅葉風景です。赤や黄色に染まる高原の美しさを、写真に収めようと、沢山のカメラ好きのお客さんが、散策道や木道のあちら、こちらでカメラを構えています。
ナナカマド、ダケカンバ、ミネカエデ、ウルシなどが多彩な色を帯び、高原バス道路沿いは万華鏡のようです。
標高は1600m付近を中心に色付いており、後1週間ほどで称名滝の上部や下ノ子平が見どころとなりそうです。まだ先になりますが「ブナ平」の紅葉が待ち遠しいです。
10月の9時時点での平均気温は3.6℃、最低気温平均1.3℃となっています。
暖かな服装でお越しください。アルペンルートの紅葉は、まだまだ続きます。
10/10の弘法、大観台の様子です。
室堂平の紅葉状況H
最近の見どころとしてロープウェイの眼下に広がる「タンボ平」と高原バス道路沿いの「弘法」を紹介しましたが、追加で黒部湖の湖畔の紅葉もご紹介します。
黒部湖の湖畔もやっと紅葉が始まり、数日のうちに最盛期を迎えるのではないかと思います。
ガルベの船長さんとお話ししてきましたが、湖面から見上げる紅葉をおススメされました。確かにガルベに乗って、湖面から眺める景色はとても良さそうです。
私にはそんな時間はありませんが、時間がある方は是非乗船してみることをおススメします。紅葉前線は1700m〜1500mの標高へ移行しつつあり、黒部平の紅葉はもうすぐ見ごろを終えそうです。
紅葉目的でお越しのお客様には、往復ではなく、片道通り抜けの観光をおススメします。各所で植生が違う為、紅葉の具合が、立山の稜線を挟んで違うからです。
また、歩いて眺める、車窓から眺める、乗り物から見下ろす、園地から見上げる等、見る角度も場所により異なり、楽しみも倍増します。
10/12のロープウェイの中からみたタンボ平と黒部平庭園から見たロープウェイ。加えて黒部湖の湖畔斜面の紅葉です。
室堂平の紅葉状況I
紅葉前線は1500m〜1200mの標高へ移行しつつあります。
場所としては黒部湖湖畔がピークで、扇沢も近々に紅葉しそうです。また、立山側は室堂や弥陀ヶ原は紅葉も終わり、大観台〜ブナ坂区間が綺麗に色付いています。
また、称名滝も紅葉が進んでおり、数日中に最盛期を迎えそうです。大観台から見下ろす滝も、称名滝探勝バスで見に行く見上げる滝も、どちらもおススメです。
とりあえず、高原バス道路沿いの写真を掲載しました。
10/19の大観台、下の小平、滝見台、ブナ坂の紅葉です。
室堂平の紅葉状況J
10/26 昨晩から今朝にかけて雪が降り、新雪が3cm積もりました。
雪は桑谷より上に降ったため、美女平からブナ坂の綺麗な紅葉を眺めつつ、途中から真っ白な雪化粧の風景に変わります。
紅葉と新雪の両方が楽しめ2倍お得な感じがします。紅葉前線は1300m〜1100mの標高へ移行しつつあります。
長野側は扇沢からJR信濃大町駅方向に向かう道路「大町アルペンライン」沿いが見ごろのようです。
もう室堂の景色は冬へと様変わりし、長い冬に向けての準備が着々と進んでいます。春に目印となる除雪用ポールの設置や除雪車の燃料など、各所で準備風景が見られます。
ということで、今後は紅葉便りから雪便りに変更となります。
10/26の室堂平の新雪と立山の景色です。
立山黒部アルペンルート全体の紅葉状況をお知りになりたい方は、オフィシャルサイトをご覧ください。
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